がんの人、これからがんになる(かもしれない)人のドヤフェス群馬ライブ


末期がんで余命ゼロ宣告を受けている友人、原陽子さん。
彼女の念願は同じ末期がん患者まっちゃきこと松崎匡さんががんの人、がんでない人がともに楽しめる音楽ライブ「ドヤフェス」を地元群馬県に招致することでした。
念願かなって2019年4月20日に「ドヤフェス」群馬はやってきました!

招致できたら次は集客だ!
とばかりに私も微力ながらお手伝いしてきたのですが、恥ずかしながら「ドヤフェス」の主旨もよくわからず。
ただ、陽子さんが招致を熱望しているなら、何かの役に立ちたかったのでした。

様々な方の尽力のおかげでチケットは完売の状態で当日を迎えることができました。


体験させていただいて感じたこと。
私もどこかのドヤフェスに参加していればよかった!
陽子さんは過去に何回もドヤフェスに参加していて、その良さをわかっていたのですね。

体験してみれば、もっと周りの人に伝えられたことがあったのに。

ドヤフェスではがん患者であるまっちゃきさんから、がんでない人へがんについて何かが語られることはありません。
がん患者同士が病気の辛さを分かち合うようなこともないし、がん患者さんを励ますようなこともありません。

では、どうしてこのイベントでがんの人とがんでない人が集まるのか。
それはここに集まるみんなにとって音楽という共通のつながりがあるから。
すばらしい出演者の皆さまの演奏を楽しんでいるうちにやっと気が付きました。

なんだー、ここは高崎、音楽の街。
音楽好きなら絶対楽しめるイベントだったんですね。
だったら最初から音楽好きな人に向けて宣伝すればよかったな、と思ったのでした。

そして、まっちゃきさんがトークの中に織り交ぜる「検診行けよ」「保険入れよ」の言葉、がんでない人は真摯に受け止めなくては。

今回、FP松田聡子名義で協賛させていただいたものの、当初は自分の仕事とは結びつけてはいませんでした。
が、陽子さんもまっちゃきさんも末期がんの宣告を受けてから10年近く生きてこられました。
これはもちろん、喜ぶべきことです。

だけど、がんの治療を10年近く受けるということは、どれほどのお金が費やされたことか。
また、仕事もがんになる前と同じようにはできないでしょう。
がんに罹ったら人生設計も変わっていきます。

私もがんへの経済面、健康面への啓発活動、これからがんばっていきます。

ドヤフェス、まっちゃきさんの紹介記事はこちら

原陽子さんのブログはこちら




※私の文章では出演者の皆さまの演奏の素晴らしさが伝わらなくて申し訳ないです。
とにかく、足を運んでみてください。


ファイナンシャルプランナー 松田 聡子